荒行堂について

日蓮宗荒行堂について

「日蓮宗荒行について」
当山住職は、荒行(あらぎょう)を経て、修法師となっております。荒行の正式名称は、「日蓮宗加行所」と言います。この荒行堂に入行できる僧侶は「信心堅個」「身体強健」であることは勿論のこと厳格な規則をパスした人であり、10月31日午前10時に剃髪し、白木綿単衣に清浄法衣を着用の上、行堂に参集致します。 当日は重ねて精密な身体検査が行われます。これは100日間の練行が精神的激動は言うまでもなく、肉体的に大変な負担を強いられるため医師の保障を得た者のみが入行できるということです。

11月1日入行会となり、常修殿に全員集合し修法伝主を先頭に祖師堂に昇堂、入行式読誦会を厳修致します。午後1時から諸堂参拝した後宗祖ご親刻の鬼母神奉安の尊神堂へ参進法味言上。「本日より100日間、皆様の自我と自由と命をお預かりします」との正伝師のお言葉を頂き「瑞門」をくぐり荒行堂にはいります。以後、翌年2月10日までは如何なる理由があろうとも、この門が開くことはありません。入行僧は、修行の回数によって、五行・再再行(四行)・参行・再行・初行、600日目からの自己研鑽を志す、参籠僧に分かれています。当山住職は再々行(四行)、つまりのべ400日の厳寒修行をしたということになります。

どのような修行をするのかということですが、「水行」がございます。水行は、午前3時・午前6時・午前9時・正午・午後3時・午後6時午後11時の一日7回となり、先輩僧からかぶります。100日間を5期に分けて、修行の段階をきめております。すなわち「止暇断眠之を案ぜよ」との御聖訓の「之れ」こそ三世 過去・現在・未来に渉る自己の「謗法懺悔・罪障消滅」であり万巻の法華経の読誦、水行、その他の練行日課の奉行と勤役に就くということであります。

これらの所作は仏事で眼に見えないが、事故の心身に功徳霊気としていわいる妙法経力として蓄積され、この力によって自身を即身成仏に導き「我が身成仏して、初めて父母仏に成り給う、上七代下七代上無量生下無量生の父母等存外に仏と成り給う、乃至 子息夫妻 所従檀那、無料の衆生三悪道を離れるのみならず、皆初往妙覚の仏となりぬ」という大聖人のお言葉どおり、貯えられた経力が、祈祷修法の上に発動して人々に利益を与え、妙法広布の大願も成就する事になるのであります。荒行堂での生活は「寒水白粥凡骨将死・理懺事悔聖胎自生」の言葉そのものであります。

照谷寺住職は修法師

照谷寺住職 荒行第再々行 修法師

住職は「修法師(しゅうほうし)」です。世界三大荒行と言われる一つ、日蓮宗の荒行を再々行(4回)厳修(厳しい修行をしている)しております。壱(一)行は百日となるので、のべ四百日の極寒修行をしてきたということになります。 その厳しい修行をしたものが修法師としてご祈祷をすることができます。平成27年11月1日に第再々行(4回目)の荒行堂に入行し、平成28年2月10日 無事成満致しました。翌日11日は帰山奉告式を照谷寺でおこないました。(→帰山奉告式について)

照谷寺帰山奉告式


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